第21回酒害対策馬路一泊研修会         創立30周年記念に参加しました

2011.9.3








丁度この研修会の日、九月三日に、台風12号が高知県に上陸しました。私は、台風のため、県外の方をはじめ、高知県内の方も、馬路村に来ることが出来なくて、研修会は、中止になるだろう・・・と思っていました。四国に渡る橋も、いくつかの高速道路も通行禁止、JRも運行中止の中、研修会はさすがに無理かな、、、と。
しかし、朝の時点で、友の会の皆さんは、すでに馬路にむかっているとのこと、また、県外の方何人かは、前日から馬路にむかっているということを聞いて驚きました。断酒会は、台風も気にせず、研修会に行くのかと・・・・。馬路にむかうということは、台風にむかって、進むということなのですから。普通ならあり得ないのです。

それを聞いたら、私も行かなければならないと思いました。というより、台風で通行止めになっているかもしれないけれど、とにかく行けるところまで行こう!という気持ちになりました。(夫は、前日から行く気満々でしたが。)
私は、1日だけの参加なので、二台の車で行きました。

会場に着いて驚いたことに、九州や関西の方すでに何人かは、到着していました。本当にビックリしました。時間が経つにつれ、次々と参加をされる方が集まってきました。この断酒にかけるエネルギーには、頭が下がりました。台風なんか関係ないのですね。

そして、定刻の一時から研修会が始まりました。
今回の体験談を聞いて、感じたことは、断酒会につながった人それぞれ、誰かの一言だったり、誰かの励ましだったり、家族だったり、お医者さんだったりと違ってはいるが、その人達のおかげで、生き直すこと、新しく生まれ変わることが出来て、ここにこうして、生きることが出来ているんだ、ということが分かりました。
言葉には、人をこれだけ強くする力があるんだと思いました。反対に、誰かの言葉によって、傷ついた人、お酒を飲んだ人、断酒会を離れた人もいるかもしれません。言葉一つで、こんなにも大きく人の人生を変えるのです。








三光病院の市川先生のお話がありました。
今回私は、市川先生のお話をお聞きしたくて、一日だけでしたが参加させていただきました。
市川節炸裂でした(笑)
市川先生のお話は、正直に言うと、何のお話だったか、思い出せないことが大変多いです。(ご免なさい)でも、私は、一年に何度かどうしても、市川節が聞きたくなるのです。先生のお話を聞いていると、「断酒会につながって良かった。」「これからも断酒会につながり続けたい。」そんな気持ちになって、元気になります。この元気になるというのが、とても大事なのです。お話を聞いて笑って、そして、元気になって、また、次頑張る気持ちになる。これが私にはとても心地よいのです。

今回も、やっぱり何のお話だったのかよく思い出せないのですが(笑)、たくさんの元気をもらいました。市川先生ありがとうございました。

今回は、一日だけの参加ということで、大好きな温泉に入ることができなくてとても残念でした。でも、台風直撃の中、参加できたこと、いい思い出になりました。たぶん忘れることが出来ない研修の一つになったと思います。
友の会の会員、家族の皆様本当にお世話になりました。ありがとうございました。
まだ、明日一日研修会があります。研修会に参加されている皆様、どうぞ、頑張ってください。

        W・K