オンラインの家族会もできています

 2021年2月もそろそろ終わろうとしています。

誰も予想しなかったパンデミック、新型コロナウィルス感染症の蔓延により、たいへんな1年となりました。でもその中で、私たち家族会も、一生懸命に活動を続けています。

高知の方は、ぜひ私たち高知県断酒新生会の家族会にご参加ください。

そして、全国の方は、ぜひアスクのROOMにご参加ください(https://www.ask.or.jp/updates/8423

またFacebook【家】アルコール依存症家族グループも活発に活動しています。(https://www.facebook.com/groups/543356579703360


R.S.


高知県内の方へ 家族会へのお誘い

私たちは、毎月第3水曜日7時~9時高知市東部健康福祉センターで会を開いています。 アルコールやその他の依存問題に悩む家族の方、どうか一度、私たちの会に参加してください。お互いの悩みを共有しましょう。そして、どうすれば良いか一緒に考えましょう。

※申し訳ありませんが、メールでのご相談には対応しておりません。恐れ入りますが、会場に直接おいで下さい。また、断酒会でも家族相談会を開催しています。それぞれの例会でもご相談を受け付けています。
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家族は「病気」?!・・・の方が

20160727
家族も「病気」の方が
都合がいい!

ということに気づきました。


「病気」 という言葉を聞いたとたんに、医療関係の人が

「この人を治すために努力するゾ!」 という、

プロフェッショナル・モード に、なります。


保健師さんも、お医者さんも、精神看護福祉士さんも、
みんな病気の人の味方だから。
味方になってもらいましょう!!

R.S.




アルコール依存症患者を抱える家族の方へ
 
お疲れさまです。今まで本当にがんばって来られましたね。

あなたのせいじゃないですよ。
SOSを出していいんですよ!

アルコール依存症患者を抱える家族は本当にたいへんです。
やることも考えることもいっぱいいっぱいいっぱいです。
忙しいです。
腹が立ちます。
情けないです。
そして、
がんばります。。。

その人がお酒を飲むのは、あなたの責任じゃないです。
あなたががんばっても、お酒は止まらない。
家族のがんばりでは、お酒は止められない。
そういう病気です。

今まで本当にがんばってきましたね。本当にお疲れさまです。


努力の方向を、ちょっと変えてみませんか。
専門家に、SOSを出しましょう。
あなたを助ける場所が、きっとあります。

お近くの、アルコール専門精神科へ行ってみませんか。
 http://alcoholic-navi.jp/search/
精神科はハードル高いですか?
でも、今までのたいへんなご苦労に比べたら、精神科に電話することくらい、
小さなことです。大丈夫!!さあ、携帯を手に取って、電話してみてください!

「お酒のことで困っています」

予約を取って、足を運びましょう。
きっと、 新しい道が開けます。

SOSを出しましょう。

ひとりで抱え込まなくていいんです。


R.S.










第36回 NPO法人愛媛県断酒会ワンナイトセミナーに参加しました

                                                                                     2013.1.27
第36回NPO法人愛媛県断酒会ワンナイトセミナー に参加しました。

実は、私、今回のワンナイトセミナーに、参加する予定はなかったのです。
仕事が立て込んでくる時期なのが分かっていたので、日程的にちょっと無理かなあ・・・と。
でも、松山断酒新生会のHさんに、このワンナイトに来てほしいと言われ、Hさんに会うためだけに、何とかやりくりをして、行くことにしたのです。


会場に到着すぐに、Hさんにお会いできたので、「今日の私の仕事(ミッション)は終わり。」なんて、冗談ぽく話をしていました。
会が始まり、みなさんの体験談を聞いていました。
断酒をはじめて、数か月の方から、何十年と続けてきている方までの、
たくさんの体験談は、いつも考えさせられることばかりです。

司会の方が、「高知県断酒新生会、家族の方」と言いました。
私しか家族はいないので、私が体験発表をすることになりました。

私は、

☆私と夫が断酒会につながったいきさつ

☆断酒会では、お酒を止めるだけでなく、生き方について学ぶことができること

☆断酒会につながってからの私たち夫婦のこと
について、今の私の気持ちの状態を踏まえながら話をしました。

体験談の中でも話をしましたが、私は、最近、仕事が忙しく、そして、忙しさに比例するように、自分自身に焦点を当てて考えることができなくなっていました。

焦点は全部、他人からの評価。他人からの評価によって、仕事をしていると、成果を上げている時は、やる気満々で、エネルギーもあり調子は絶好調なのですが、成果はいつまでもうなぎ上りとはなりませんので、いつか止まってしまいます。

また、他人もそうそう私を評価し続けることはしません。
出来て当たり前になってくるのですから。そうなると、私のエネルギーはなくなり、不安になってきます。

実は、そんなことを繰り返し私は、生きてきました。

だから、ずっと、「生きづらさ」を抱えていました。なぜ、私は、自分に焦点を当てて考えることができないのか、なぜ、他人の評価にこれほど振り回されるのか、その理由は、断酒会の研修会や、ASK「Be!」の雑誌、そして、水澤先生のセミナー等により、少しずつ見えてきました。

見えてきたけれど、なかなかこの幼少期の親からの呪縛はきついです。
(今、親は大人になった私の気持ちを縛ってはいません。しかし、気がつくと、そして、疲れてくると、幼少期の私≪インナーチャイルド≫が、いつまでも、苦しんでいるのです。)

そんな精神状態で参加したワンナイトセミナー。
体験発表をして、気持ちがすごく楽になりました。
私の心に溜まっていたものを吐き出したからでしょう。やっぱり少しずつ、気持ちを出せる場が必要だと思いました。

体験発表後に、全断連の元事務局のNさんとお話をさせていただきました。
Nさんは、様々な勉強をされて、今フリーで、色々な団体や自治体が主催する研修会の講師をされています。

Nさんは、断酒会で出てくる「第2の否認」「コミュニケーションの大切さ」「自分を好きになること」などなど、たくさんの話をしていただきました。

どの話も全部私につながっていきました。
「なぜ、こんなに生きづらいのか」
「なぜ、他人の焦点を当てて自分に焦点が当たらないのか」
「理由が分かっても、やっぱり元の考えに戻ってしまうのはなぜか」
Nさんが分かりやすく、答えを出してくれました。

そして、
「そんな自分でもいいこと」
「やっぱり自分のために勉強し続けることが大事」
ということを教えてくれました。

今まで学んできたこと、体験発表をしたこと、Nさんと話をしたこと、すべて、私の中で一つに、つながっていきました。

今、少し、自分に焦点を当てて考えることができています。
3月の水澤先生のセミナーもすごく楽しみになってきました。

また、一つ自分の中で気持ちの切り替えができたように思います。
でも、また、元の自分に戻るでしょう。
戻ったら、また気が付けばいい。
気が付くことができるようになったことが、大きな一歩だということを、Nさんに教えていただきました。

最初は、Hさんに会うためだけに参加したつもりでしたが、行ってみると、たくさんの方に声をかけていただきました。ありがとうございました。

一日だけの参加でしたが、愛媛県断酒会の皆様には、大変お世話になりました。

 ありがとうございました。