第20回高知県断酒連合会秋季研修会

2010.11.14
11月14日(日)は、第20回高知県断酒連合会秋季研修会でした。
実は4年前に断酒会に入会をしてから、すぐぐらいに、この研修会がありました。
「断酒会で研修???」
何の研修をするのだろう・・・と思いながら、一人で参加しました。夫はその時、留守でした。
今思い返してみれば、講演がどんな内容であったのか、どのような体験発表だったのか、記憶に無いのですが、研修会がすんでから、夫に
「すごい研修会よかったで。」
と℡をして、研修会の内容を熱く話した記憶があります。

その時の気持ちを思いだしてみると、

・断酒会では、お酒をやめるスキルを身につけるところである。

・なぜ、飲まないと生きていけないような精神状態になったのか、自分の生い立ちを振り返って、見つめるのは、断酒会とは別なところで、カウンセリングを受けたらいい。

そんなふうに勝手に思いこんでいました。

でも、研修会を受けて、どうも断酒会は、お酒をやめるだけでなく、自分を見つめることもできる所なんだ、と感じたことでした。
そして、入会して、初めての研修会で感じた私の感は間違っていなくて、断酒会は、断酒をして、自分自身を見つめ、新しい人生を歩む場所でした。

それ以来、この研修会にはずっと参加をしています。今年で4回目です。

また、今年の講師はたんぽぽ教育研究所の大崎博澄先生です。
大崎先生は、以前高知県教育長をされていました。
私は、大崎先生の発言や書かれたものを聞いたり読んだりする中で、勝手に親しみを感じていました。
そして、この大崎先生に会った時に、まっすぐに大崎先生の目を見ることができる人間でありたいと思っていました。

大崎先生が講演をされるということで、今まで以上に楽しみにしていました。

演題は『自分らしく生きる』でした。
大崎先生は、ご自分の幼少期から始まって、今のご自分の事、そして、ご自分の子どもさんの話を赤裸々に語ってくれました。
まさに、断酒会の例会と同じだと思いました。

そして、
どんなに不幸を背負っていても、自分らしく生きると、不思議な幸せになる
とおっしゃっていました。事実、大崎先生は、今までも、そして今でも大変な人生であるにもかかわらず、幸せなんだそうです。

そうなるための8つのキーワード

☆ハンディーキャップをバネにする
   貧乏は人生のマイナスにはならない

☆ありのままを生きる
   自分の弱さ、恥ずかしさ、劣等感を隠さず生きる

☆人と争わない、奪い合わない  
   戦わずして、敗れてもいい。生き残ることができれば。

☆孤独を恐れない
   孤独に耐えるのは、自然観察をする

☆どなたのお話も誠実に聴く
   人の話の中に、自分と共通するものを見つける
   聴くことがコミュニケーションの基本

☆人と協調する
   人の気持ちをくみ取りながらも、最後の一線は守っていく

☆小さな弱き人を守る

☆好奇心、想像力を持つ

「キーワードは全部、断酒会の精神にもつながっている。ああ、一緒なんだ。」
と、つくづく思いました。

「小さな弱き人を守る」教育長時代からもずっとおっしゃっていた言葉です。
小さな弱き人をまだまだ守れていない自分がいました。守れていないだけでなく、私が潰しているのではないか、、、そんなことも思います。情けないことです。
そんな自分を思い、「今日は、ご挨拶できればいいなあ・・・」と密かに思っていましたが、大崎先生に直接お話しすることはできませんでした。いつか、大崎先生の目を見て、話すことができる自分でいたい、と思います。

また、うれしいことがありました。
今日、小林哲夫さんから、大崎先生の本をいただきました。
大崎先生が書かれた「山畑の四季」という本です。
大変うれしく思い、早速読んでいるところです。
講演後、夫は、いただいた本にサインをしていただこうと、大崎先生の所に行っていました。そして、サインをいただきました。見てみると、大崎先生のお名前の上に「感謝をこめて」と書かれていました。

大崎先生のお話を聴くことができたこと、そして、本をいただいたこと、この研修会に参加できたことを私も心から感謝したことでした。

        W.K