提案:ダスキン 「アルコール依存症 サービス」

2011.3.2
一般に、「家族はアルコール依存症患者の後始末(尻ぬぐい)をしてはいけない」と言われます。例えば、いくらお酒に酔って家の中をどんなに汚くしても、本人の酔いがさめた時には元通りきれいになっているようでは、なかなか(自分は酒に酔ってひどいことをした)と自覚できません。

がんばって、汚れたままおいておき、翌朝、本人に見せることはできます。が、早く片付けないと汚れは落ちにくくなりますし、結局それを片付けるのは家族です。(本人に片付けさせろといいますが、絶対、無理です。そんなことができるならとっくに治療をはじめているでしょう)

A.本人が酔っ払って汚したものを、家族がその場で片付ける → 次の朝は冷戦状態

B.本人が酔っ払って汚したものを、我慢してそのまま置いておく → 次の朝、本人に惨状を見せて、どっちが片付けるかで朝から大喧嘩したあげく → 結局、家族が片付ける → 臭いも汚れもこびりつき、なかなかきれいにならない。

AとBのどちらが楽だと思いますか?
家族は、もうともかく、クタクタなんですよ!!!
Aの方が、よっぽど楽なんです。

それでも、Bの方針をとった方が、本人および家族の治療のためになるということであれば、少しでも家族の負担を軽減する方法を考えていただきたいのです。

そこで、ご提案です。
たとえば、次の方法はいかがでしょう。

C.本人が酔っ払って汚したものを、ともかくそのまま置いておく → 次の朝、本人に惨状を見せる! → ダスキンに電話して「本人の依頼で」掃除してもらう。料金は本人のお小遣いから。


と、いうわけで、ダスキンさんに「アルコール依存症関連クリーンサービス」をぜひ始めて頂きたいです。そしてそのために必要な公的補助をすぐに実現化してくださ~い。

・まず「アルコール依存症家庭」としてあらかじめ利用者登録をする。家族からの相談を受けた公的相談施設の推薦または医師の診断書が必要。

・サービス依頼は当日、本人が電話。(難しいかな?)

・料金は1回1000~2000円くらい?におさえる。家計にはひびかないけど本人が損をしたと思う程度。ダスキンの掃除は2時間で5000~6000円くらいなので、公的補助がもちろん必要

夫が飲んで暴れて家の中がメチャメチャになっても、次の朝、「訪問サービス」が来て、「酒害の実態を本人に自覚させ」た後、ちゃんと後片付けしてくれる。

そういう保障がなきゃ、私たちが夜のうちに片付けますー。
だって、もう、クタクタなんですもん!!

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あの頃、本当に欲しかったのは

「掃除をしてくれる人!!」

日々、夫が荒らしていく室内を、きれいにしてくれる人(または手段)が、本当に本当に、欲しかったです・・・。相談窓口で「何か出来ることがあったら遠慮なく言ってください」と言われた時に「家に来て私の替わりに掃除してください」と言いたいのをぐっとこらえて、今すぐには何もありませんと言って帰りました。

家をきれいにしていられたら、私のストレスは半分以下ですんだと思います。

依存症患者家族の苦しみを少しでも少なくするために、ぜひ制度化してください!!


「本人に掃除させなさい」と言われたりそんな記述に出会うたび

「どうやって???」と大声で叫びたかったですね。

あなたがうちの夫に「掃除させて」みせて!!。さあ、私の目の前で!!。


(夫をコントロールしようとしてはいけない、とか言うくせにさー。)

R.S.