2010.3.17
昨年の6月に、香川県家族研修会に参加しました。
講師が
アスクの木村久子先生でしたので、
これは、参加しなければ、と強く思いました。
たくさんの家族の方の体験談、
また、木村先生のアサーティブの話
本当に充実した1泊2日でした。
その中で、あっと気がついたことがありました。
アサーティブとは、
自分の本当の気持ちや考えに気づき、相手に伝えることです。
もし、相手の言動に戸惑いを感じたら、それを素直に言葉にして、
相手に伝えるのです。
たとえば、
とても忙しい時に、友達から電話がありました。
でも、特に急用というわけではありません。
本当は、電話を切りたいのだけれども、
なかなか言い出せず、たわいもない話を、し続けています。
そんな時、どうするか?
本当は、
「今、忙しいからゴメンね。明日電話をして。ゆっくりと話を聞くからね。」
そう言って、電話を切ることが出来たら、いいですね。
そんな内容の話の時、ふと思いました。
もし、私が、電話をかける方で、
友達にそう言われて、電話を切られたら、
きっと私は、落ち込むな・・・。
なんだか、その友達から、拒否されたような気持ちになるな・・・。
どうして、そんな気持ちになるのか、
不思議でした。
振り返ってみると、
私の人生で、
自分は拒否されているのではないか、
そんなふうに、思うことがあったように思います。
そこで、思い切って木村先生に、
質問をしました。
木村先生は、
「おそらく、境界がきちんと分かってないのじゃないでしょうか。」
とおっしゃいました。
友達は、今は電話に出られないけれど、
時間が出来たら、話を聞くと言ってくれている。
その事実を、事実として受け止めるだけでいいのです。
なぜ、
それが、出来ないのか。
どうして拒否されていると思ってしまうのか?
境界って何だろう?
そう思って、研修会の後から、
境界について学んでいます。
境界を自覚してないために、
相手にずかずか踏み込んでいったり、踏み込まれたり。
そのために、疲れてしまったり、傷ついてしまったり。
そんなことの繰り返しでした。
なぜ、境界があやふやなのかも分かってきました。
今でも、
ふと、自分の境界は大丈夫?
そう思うことがあります。
W・K